pepetantooのブログ

他人から見える世界だと思ってください。

祖母が残した言葉「がんばりすぎなや」

私の昔のメモを見返していて、祖母の言葉が書いてあったので

当時の気持ちと今の気持ちをつづりたい。

 

私の父方の祖母は私が高3の時に亡くなった。

私は仕事をして2年目の頃、父方の祖父から何かのお祝いのタイミングで

お金をいただいたので電話をかけた。

父方の実家には、祖父と父の妹がともに暮らしている。

電話を掛けると、父の妹が電話に出た。

「久しぶり、元気か、仕事順調?」

と聞かれて、言葉に困った。

その当時、私は仕事がつらくて少し病んでいたからだ。

「うん、仕事しんどいけどやっていけてるよ」と答えた。

「〇〇ちゃんなら大丈夫。

 おばあちゃん(私の祖母)がよく「がんばりすぎなや」って言ってたよ。」

心が弱っていたその言葉で私は泣きそうになった。

泣きそうで早く電話を切りたかったことを思い出した。

私は祖父からお金を頂いていたというのもあり、

申し訳なさと自分の弱さに泣きそうになった。

このお金は祖父が頑張ってきたもの。

このお金を稼ぐのにどれだけの努力が必要か。

みんな仕事はつらいけど頑張っている。

確かに頑張りすぎていたかもしれないが

頑張らないと仕事はこなせない。私はこの現実から逃げ出そうとしている。

 

私のメモには「頑張りすぎなや」としか書いていなかったが、

その電話のことを思い出した。

この言葉を聞いてから頑張りすぎるのをやめたが、

まだ私の心は病んでいる。

私は今、自分が幸せだと感じることが出来ていない。

どうすれば他人も自分も幸せにすることが出来るのだろう。

 

どの仕事に就けばどのように生きていけば満たされるのだろう。

今の仕事ではないことは確かだ。

フルタイムで働くことは私の体力的に厳しいことに気が付いた。

ただ、他を探すのはあまりにも難しすぎる。

 

人生、難しい。

未来の私がこの記事を見返したとき、なんて思うだろう。

 

26歳の私より。